ツレス

ツレスは、クロアチアの島の中で、2番目に大きくて(405.8平方キロメートル)2番目に長い(66キロメートル)島です。首都のザグレブから約200キロメートル離れていて、車で約3時間ぐらいで行けますが、考えられないぐらい野生味があるところです。

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島はだいたい岩だらけで、最も印象的なのは、島に沿って行けば、見つけることが出来る、小さい玉石の透明な入り江です。

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島には、淡水のヴラナ湖があるので、水の問題はありません。島には、28の比較的小さい町村があって、場所によって数軒のうちがあるだけだったり、誰も住んでいない空き家があったりします。

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一年中ルベニツェに住んでいる唯一の男性ヤコブさんの話では、ほかに年を取った女性七人も一年中住んでいるそうです。観光シーズンが始まったら、若い人たちが戻ってきて、旅行者のおもてなしをするそうです。彼は、三つの戦争を経験した人ですが、シーズンオフのルベニツェでの生活は、店も無く、年寄りばかりで、戦争時と同じくらいの厳しさだと言っています。今まで羊を飼ってきましたが、一人では、もうそれも出来なくなったという悲しい話を聞きました。

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冒険を好む方には、カルストの道を下に降りて行かれることをお勧めします。ルベニツェは、海抜380メートルのところにあるので、ビーチまで、約45分ぐらい急な坂道を下ります。ドイツの新聞ビルト(Bild)によれば、世界中で15の最も美しい海岸の一つにあげられているビーチに出て、その美しさを堪能できます。

上の写真は、ルベニツェからビーチまでの展望です。

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ツレス島で一番大きい町は、ツレスで、人口2333人です。

町を宿泊地にすれば、色々なところへ移動できる、便利なところに位置しています。シーズン中は、結構イベントがあり、退屈することが無いと思います。活発な旅行を望む方にも満足していただけるところ所だと思います。

町には、いくつかのおいしいレストランがあります。私たちのお勧めは、ベロナ(Belona)の蟹サラダです。食べてみてください。

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ツレス島の料理といえば、仔羊の肉が有名です。ここの仔羊は、自由に島内を歩いて、生えている自然の物を食べているので、とてもおいしいです。日本人の口にも合うそうです。是非食べてみてください。

レストランを紹介いたします。一つは、ロズナティにある“ ブカレタ(Bukaleta)”とクルチナの“ トゥルス(Trs)”です。

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細い砕石道を約10キロメートルぐらいドライブして、トラムンタナの森深く入ってから、羊の写真を取り始めました。羊は私たちの車に大きな関心を持って、車の回りにやってきました。車と友だちになろうとしているようでした。

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レストラン“ ブカレタ(Bukaleta)”の息子さんダニエルさんは、羊を飼っています。島には、15000頭を超える羊がいると話してくれました。これら羊が生息しているので、エネルギーを無駄に使わないように、強い風があったり、食べ物があると分かっているときだけ飛ぶ、希少なシロエリハゲワシが、この島に巣を作っています。

独特な島ツレスをご案内いたします。ご連絡下さい!

One thought on “ツレス

  1. 7月23日から30日まで6人で個人旅行を楽しみました。今回の旅の目的の1番はプーラの円形劇場でオペラのアイーダを観ることと最終日はドブロブニクの要塞でハムレットを観ることでした。
    私たちの希望を入れて劇場のチケットも手配してくださり何度もやりとりして素晴らしいプランをたててくださいました。
    食事もその時々にぴったりな所に案内していただきどれも美味しくみんな大満足でした。
    熊、羊、鹿、豚、牛、カエル等々。海の側では牡蠣、蛸、エビその他もろもろ色々な食材をいただきました。
    3人が2度目のクロアチアでしたが、個人旅行はとても楽しめました。
    今回の旅をコーディネートしてフレンドリーで行き届いたアテンドをしてくださった
    ジュロさんのおかげで最高の旅になりました。
    まだまだ良いところがあるようなので3度目のクロアチアが実現すればいいなと思っております。
    本当にありがとうございました。感謝でいっぱいです。

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